まだ買ってなかったCDを2つ、Leprous の Malina(2017) と Pitfalls(2019) をゲット。帯をよくよく見ると (ヘヴィ・メタル)から(ロック)になってるな。
Leprous を知ったのはたぶん Power Rock Today でかかった何かで「変則的な楽曲と Devin Townsend みたいな歌い方いいな」と気になったのが最初。Emperor の Ihsahn がソロで来日した時のバックバンドという紹介だっと思う。
ほどなくして発売された The Congregation(2015)にドハマリし、続けて Coal(2013)も買うものの、次の Malina や Pitfalls は公開された MV や PRT でかかった曲を聴いてもなーんかピンと来ず、以降は買ってなかった。
きっと The Congregation のアグレッシブさが自分にはハマったんだと思う。
Pitfalls はもうシネマティックというか映画音楽のようでプログレッシブ・ロック/メタルと言っていいのかわからない。内省にガチ振りした楽曲の重々しさと歌詞の内容に Einar さんの精神状態を心配してしまうし、鬱病に苦しみながら産み落とした作品と聞くとなおのこと。視界のない霧の中を足元だけ見つめながらじっとしてる感覚。
The Congregation ほどハマるかというと今のとこちょっとそうでもない感じかな、好きだけど。でも最後の12分弱ある The Sky Is Red の、大きくなりすぎた不安の塊をさらに抑えつけ押しつぶしたまま、そのまま終わっていく感じはかなりぐっとくる。
あとやっぱり、繊細さと静けさと衝動と情熱が同居しているかのような、聴いてる者の緊張感をダイレクトに揺さぶり続けるドラムの Baard Kolstad はすごいなあと再確認。